治療院におすすめキャッシュレス決済会社

治療院でもクレジットカード決済(VISAやJCB)、QRコード決済(paypayやLINEペイ)、電子決済(SuicaやICOCA)などのキャッシュレス決済が当たり前の時代になってきました。

「キャッシュレス決済を導入したいけど、たくさんありすぎてよくわからない」といった先生のために治療院でおすすめの決済代行会社を紹介します。あなたの治療院に合ったサービスを利用するための参考にしてください。

治療院におすすめキャッシュレス決済3選


実は各社のサービスに大きな差はないです。でもちょっとずつ特徴があるんで、それらを付け加えながら解説しますね。

と、その前にお伝えしたいことが。ここに記載しているものは2021年4月時点での情報です。初期費用や対応決済サービスはけっこう変化します。最終的にご自身で確認してから契約してくださいね。

おすすめはSquare・Airペイ・楽天ペイの3つです。他にもたくさんの決済代行会社がありますが、導入のしやすさや手数料、そして運営会社の信頼性などを考えた場合、上記3つがおすすめです。

一覧にしてみました

Square Airペイ 楽天ペイ
クレジットカード VISA・JCB・MasterCard・American Express・Diners Club・Discover VISA・JCB・MasterCard・American Express・Diners Club・Discover VISA・JCB・MasterCard・American Express・Diners Club・Discover
カード手数料 Mastercard、American Express、Diners Club、Discoverは3.25%

JCBは3.95%

Visa、Mastercard、American Expressは3.24%

JCB、Diners Club、Discoverは3.74%

Visa、Mastercard、American Expressは3.24%

JCB、Diners Club、Discoverは3.74%

QRコード・電子マネー 交通系(Suicaなど)、QUICPay、Apple Pay、iD PayPay、LINE Pay、Alipay、au Pay、d払い、WeChatペイ、交通系(Suicaなど)、QUICPay、Apple Pay、iD 楽天Edy、交通系(Suicaなど)、nanaco、WAON、QUICPay、Apple Pay、iD
QRコード・電子マネー手数料 交通系は3.25%

QUICPay、iDは3.75%

Apple Payは公式サイトに記載がなく不明

PayPay、LINE Pay、Alipay、au Pay、d払い、WeChatペイ、交通系は3.24%

QUICPay、Apple Pay、iDは3.74%

楽天Edy、交通系、nanaco、WAONは3.24%

QUICPay、Apple Pay、iDは3.74%

初期費用 カードリーダー代7,980円~(キャッシュバックキャンペーンをよくやっています) カードリーダー代20,167円~
(キャッシュバックキャンペーンをよくやっています)
カードリーダー代のみ
(キャッシュバックキャンペーンをよくやっています)
月額料金 無料 無料 無料
入金手数料 無料 無料 楽天銀行は無料。その他の金融機関は1回330円(税込み)
入金サイクル 三井住友銀行・みずほ銀行は翌営業日

その他の金融機関は毎週水曜日締めの同じ週の金曜日払い

みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行は月6回

それ以外の金融機関は月3回

楽天銀行は翌日。その他の金融機関は翌営業日
対応端末 iPhone、iPad、Android iPhone、iPad iPhone、iPad、Android
回数券 可(条件付き) 不可 不可
公式サイト https://squareup.com/jp/ja https://airregi.jp/payment/ https://pay.rakuten.co.jp/business/

 

先にも書いたようにそれぞれに大きな差はありませんよね・・・ということでそれぞれの特徴をもう少し詳しく解説していきますね。

 

Square(スクエア)


Squareの最大の特徴は治療院でも回数券に対応していることです

実は役務系(サービス)の商品の先払いに対応してくれるところはめちゃくちゃ少ないです。「月賦販売法」および「特定商取引法」が改正されてから日本国内の決済は難しくなっちゃいました。対応してくれるのはほぼ海外で決済するサービスで、手数料も高くなる傾向にあります。

Airペイも楽天ペイも日本決済なので回数券は使えません。なので治療院が回数券の決済にカードを使いたいなら上記3つの中だとSquareしかありません。ただし、どんな決済でもOKというわけではなく規定があります。具体的には以下のどちらかに該当する必要があります。

  • 5万円以下で提供期間が1年以内
  • 5万以上の場合は提供期間が2か月以内

治療院の回数券のカード決済(スクエア)

出展:Square公式サイトより画像をお借りしています

注意が必要なのは上記は整体院や鍼灸院など治療院が対象だということです。整体院や鍼灸院でも美容関連のサービスを提供している場合は、エステとみなされる場合があります。この場合はルールが少し変わり

  • 5万円以下で提供期間が1年以内
  • 5万以上の場合は提供期間が1か月以内

となります。

実際のこの規約に従っていなくても決済できていることが多いですが、連絡が来て証拠の提出を求められる院もけっこうあります。中には利用停止になっている院もありますので、ルールは守って使用することをおすすめします。

その他のメリットとしては申し込みから利用開始までが早いということが挙げらえます。他の2つに比べるとかなり早いです。これは言い換えると審査が甘いということになります。なのでスクエアの審査に落ちたという話は治療院では聞いたことがありません。

あとはデメリットとしてQRコード決済ができないことがあげられます。ただこれは今のところそこまでのデメリットになっていない治療院が多いようです。その理由は治療院ではQRコード決済がまだあまり使われていないからです。

これを書いている2021年4月時点ではQRコード決済の特徴としてコンビニなどの少額決済に利用されているケースが多く、そしてどちらかというと10~20代の若い世代のほうがよく利用しているようです。

実際に僕が主宰する加藤会や集客塾の先生方にお聞きすると、キャッシュレス決済はクレジットカードがまだまだ圧倒的に多いと回答されます。

もちろん2021年4月時点の話ですので、今後はQRコード決済の利用率がもっと伸びてくる可能性もあります。そのときにはこのデメリットが影響することは考えれられます。

 

Airペイ


Airペイはおすすめ3つの中で唯一paypayが使えるのが特徴です

ここまでに書いたように治療院では今のところQRコード決済よりもクレジットカード決済が多く使われているようです。とはいえ少しはQRコード決済をされる患者さんもいます。そしてそういった方が増える可能性だって十分にあります。

だからQRコード決済も揃えておきたいところですが、たくさんある中で今のところもっとも使われているのがpaypayなんですね。実際に治療院の先生に聞いてもpaypay以外のQRコード決済は使ったことないという先生がほとんどです。

その他のメリットとしては、Airペイはリクルートが運営しているので、その他のサービスと連携させやすいということが挙げられます

予約管理ができるAirリザーブ、スタッフの勤怠管理や給与計算ができるAirシフトなど治療院でもかなり使えるサービスをリクルートさんが運営されています。後々のことを考えると、さまざな会社が提供するものを別々に揃えるよりも同じ会社のもので揃えるほうがいろいろと便利です。

ちなみに治療院ではありませんが、弊社で経営しているジュエリーショップではAirペイ、Airレジ、Airリザーブ、Airシフトの4つを導入しています。治療院ではAirレジを使う必要性は薄いかもしれませんが、必要なら入れてもいいかなと思います。この2つも連携できて便利ですから。

デメリットというか特徴として少し審査やチェックが厳しいかなと感じます。申し込みから利用開始まで少し時間が掛かかる場合があります。

治療院の店舗でも「審査が通りませんでした」という報告をそこそこ受けています。また運用後も決済についての確認の電話が掛かってくることもよくあります。裏を返せばそれだけしっかりしているということだとは思います。

あ、忘れてました。最大のデメリットがありました。それは端末がAndroidに対応していないことです。iPhone、iPadユーザーであれば所有しているものをそのまま使って利用開始できますが、Androidユーザーであれば新たに購入して揃える必要があります。これはそこそこな出費になるかなと思います。

 

楽天ペイ


楽天ペイの特徴は電子マネー決済が充実していることです。nanacoやWAONに対応しているのはここであげた3つの中では楽天ペイだけ

うん。ただ今のところそんなにメリットないかも。どうなんでしょう? nanacoやWAONってそんなに使うものなんですかね? 調べた限りでは利用率はそこまで高くないので今のところは大きなメリットにはならないかなと思います。

もちろん今後はどうなるかわかりませんし、イオンの近くにある治療院ならやたらとWAONで支払う人が多いよなんてこともあるかもしれません。

あとは楽天銀行の口座を持っていれば入金が翌日になるんで、入金サイクルが3つの中では最速です。土日も関係なしに振り込んでくれるんでこれはメリットといえます

楽天ポイント目当てに楽天ペイを利用する方も増えているみたいなので、今後は伸びていく可能性はあります。

楽天ペイに関しては実はあんまり情報が僕の手元にありません。理由は僕のクライアントで使っている先生が少ないからです。ということであんまり詳しく書けなくて申し訳ないです・・・

と、ここまで読んでそもそもキャッシュレス決済って必要?ってな先生は以下の記事を参考に

治療院でキャッシュレス決済(クレジットカード・QRコード決済)は導入すべき?

 

治療院の回数券OKのカード決済会社


途中に書いたように回数券を扱えるのは上記3つではSquare(スクエア)だけです。ただそのSquareでも以下のような縛りがあります

  • 5万円以下で提供期間が1年以内
  • 5万以上の場合は提供期間が2か月以内

ここにおさまるのであれば問題ありませんが、もっと高額な回数券やパッケージ商品(まとめ売り)をカード決済したいという先生もいるはず。そういった場合はここで紹介したカード決済代行会社以外を探すしかありません。

おそらく海外決済になると思います。そして多少手数料は高くなります。この2つを許容できるなら探せば見つかります。いくつかあるのでここで紹介してもいいのですが、けっこうころころと利用規約が変わったり経営が安定しなかったりするのでそれはやめておきます。

1社だけ弊社でも代理店になっている会社(グローバルペイメント)あるんでよかったら参考にしてください。

▼簡単な説明
https://drive.google.com/open?id=1Z4Co-SGEPWwMza6V6U-Bj7nZSS0ZKqjI

▼詳細な説明
https://drive.google.com/open?id=1zo4op281he6Ax5wToar_TuAcitHFj09S

▼仮申し込みフォーム
https://therapistsupport.com/therapist-credm/

おすすめの使い方

回数券の決済ができるカード決済代行会社は手数料がどうしても高くなります。なので普段は決済は手数料が安いものを使用し、回数券など対応できない場合のみ上記で紹介したような会社を使うといいです

カード決済は突然利用停止になることがあります。僕のクライアントでも何人もの先生がそれを体験しています。そういった事態は起こる可能性があるものとして複数の決済会社と契約しておくのもリスク回避になるかなと思います。

回数券についてはこちらの記事を参考に

治療院で回数券を導入するメリット・デメリット

 

追記:特定継続的役務提供に該当する場合は注意


あなたの治療院のメニューが、特定継続的役務提供に該当する場合は特定商取引法の規制対象となりますので、その点は少し注意が必要です。

エステティックサロンなどに適用される法律ですので、普通の治療院であれば該当しないと考えてOKです。しかし美容整体などをされている場合は該当する場合があるかもしれません

対象となるのは以下のケースです

人の皮膚を清潔にし若しくは美化し、体型を整え、又は体重を減ずるための施術を行うこと。
期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるもの

 

これに該当した場合は、僕のクライアント曰く審査に通りにくいそうです。また一旦審査に通ったとしても、突然止められたりもするそうです。

たとえば「骨盤ダイエット」といったコースなどだと該当する可能性もあり注意が必要です。カード決済会社を一つにしていると、突然契約を打ち切られたりもするからです。

また、もうちょっと細かいことを言えば、カード決済うんぬんの前に、上記のようなサービスを提供する場合は、さまざまな行政規制がかかってきます。

例えば、書面の交付、誇大広告の禁止、書類の閲覧などがそれにあたります。
書類の交付だけを取ってみても以下のようなことを守る必要があります

特定商取引法は、事業者が特定継続的役務提供(特定権利販売)について契約する場合には、それぞれ以下の書面を消費者に渡さなければならないと定めています。
A.契約の締結前には、当該契約の概要を記載した書面(概要書面)を渡さなくてはなりません。
「概要書面」には、以下の事項を記載することが定められています。
1.事業者の氏名(名称)、住所、電話番号、法人ならば代表者の氏名
2.役務の内容
3.購入が必要な商品がある場合にはその商品名、種類、数量
4.役務の対価(権利の販売価格)そのほか支払わなければならない金銭の概算額
5.上記の金銭の支払い時期、方法
6.役務の提供期間
7.クーリング・オフに関する事項
8.中途解約に関する事項
9.割賦販売法に基づく抗弁権の接続に関する事項
10.前受金の保全に関する事項
11.特約があるときには、その内容
B.契約の締結後には、遅滞なく、契約内容について明らかにした書面(契約書面)を渡さなければなりません。
「契約書面」には、以下の事項を記載することが定められています。
1.役務(権利)の内容、購入が必要な商品がある場合にはその商品名
2.役務の対価(権利の販売価格)そのほか支払わなければならない金銭の額
3.上記の金銭の支払い時期、方法
4.役務の提供期間
5.クーリング・オフに関する事項
6.中途解約に関する事項
7.事業者の氏名(名称)、住所、電話番号、法人ならば代表者の氏名
8.契約の締結を担当した者の氏名
9.契約の締結の年月日
10.購入が必要な商品がある場合には、その種類、数量
11.割賦販売法に基づく抗弁権の接続に関する事項
12.前受金の保全措置の有無、その内容
13.購入が必要な商品がある場合には、その商品を販売する業者の氏名(名称)、住所、電話番号、法人ならば代表者の氏名
14.特約があるときには、その内容

出展元:https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/

ほとんどの治療院では関係なさそうですが、関係ある院は頭に入れておいてくださいね。

「成功一人治療院への道」