整骨院の年賀状は送ったほうがいい?文例は?

整骨院・鍼灸院・整体院など治療院の先生から年賀状についての質問はよくされます

  • 年賀状は送ったほうがいいですか?
  • 年賀状は患者さん全員に送ったほうがいい?
  • どんな挨拶文がいいですか?文例はありませんか?

なんて感じの質問が多いです。まぁ、確かに悩みますよね。ということでこの記事では接骨院など治療院の年賀状についてお伝えします。

接骨院など治療院は年賀状を送るべきか


治療院の年賀状に正解なんてありません。送りたければ送ればいいし、特に意味を感じなければ送る必要なんてない。

もうちょっと深く書くと、年賀状を送ることで望む結果を得ている整骨院はあるでしょう。年賀状を送ったけど、望む結果を得られなかった整骨院もあるでしょう。そもそも何を望んでいるのかの定義もないまま送っている整骨院もあるでしょう。

大事なのはここなんですね。その年賀状をなんのために送るのか?がめっちゃ重要

もし、あなたが、年賀状を送れば年明けに患者さんがいっぱい来てくれる!なんて思って年賀状を送ろうとしているなら、あんまりおすすめしません。

これまでにどういった関係性を構築しているのか。近隣にライバル治療院がいるのか。来ている患者さんがあなたの院になにを求めているのか。などなど、その状況によって変わってはきますが、年賀状は治療院の集客で、費用対効果のいい戦術ではありません。

特にこれまでなーにもハガキなどのでフォローしてこなかったような院が、いきなり年賀状だけ送っても、普通はたいした効果は見込めません。

治療院の年賀状は読まれていない


ちょっとイメージしてください。お正月の朝を。年賀状が届いたときのことを。

懐かしい旧友から届いた年賀状。あ、アイツの子供大きくなったなぁ。去年は忙しくてなかなか会えなかったけど元気にやってんだなぁ。あ、この人、年賀状出してない。急いで書かないと。なんて光景が目に浮かぶと思います。

そこに大して思い入れのない整骨院からの年賀状が気に留められる可能性はどれぐらいありますか? 仮に目を通したとしてもそれをどこまで記憶に留めていてくれると思いますか?

関係性ができていれば別ですが、普通は3秒で忘れる。

だから、関係性も構築できていない。でも集客したいからとりあえず年賀状を送る。これはやめておいたほうがいい。まず徒労に終わりますから。

年賀状は目的が違えばやりかたが変わった当然


じゃあ年賀状が送ってはいけないのか?といえば、まったくそうではなく、最初に書いたようになにがしたいのか?から考えてください。

  1. 素直に患者さんの年始の挨拶がしたい
  2. 患者さんとの関係性を維持させておきたい
  3. 年始の集客がしたい

それぞれ目的が違ってくるので、それにそって考える必要があります。

たとえば、1番・2番の患者さんに、印刷文字だけでの年賀状で自費メニュー半額!なんてやってもダメです。それは挨拶ではなく、単なるセールス。そんなんだったら出さないほうがいいと僕は思います。

それよりも出す枚数は減ってもいいから、ちゃんと手書き部分も入れて売り込みなんぞせずに普通に挨拶したほうが目的達成度は高いです。

では、3番はどうすべきか。

さっき書いたように、治療院の集客手段として年賀状の費用対効果は高くないです。だから、年賀状にこだわらなくても、その労力で他のことをやったほうがいいってのが僕の考え。でもあえて送るのであれば、まず時期を考えてください。

ハガキなど郵便物を送って、それによって来院行動を取る患者さんは、多くの院で当日~2週間ぐらいまでです。

となると、元旦に届くようにするのはロスが多いので間違い。あなたの治療院は元旦からやってないですよね?(やっていれば問題ないです)

ハガキをもらって、ちょうどよかった行きたい!と思う患者さんがいたとしても、肝心の営業は5日から。これじゃあその間に忘れてしまうんです。だったら営業日に合わせて出さないと意味が薄れちゃうんですね。6日以降に届くようにしましょう。

年賀状にクーポンをつけるかどうかですがこれも正解はありません。クーポンされつければ集客できるというほど甘くはないですが、効果はそれなりに見込めます。

もちろんあなたの院のコンセプトややりかたに合わせてくださいね。僕は単なる値引き集客は反対です。

治療院の年賀状文例・テンプレート


文章そのものはそんなに考える必要はないかと思いますが、あえて言うなら送る相手は体の不調に悩んでいる患者さんということは頭に入れておきましょう。送る相手にもよりますが、受け取る瞬間も痛みや不調で困っている可能性だってということです。

そんな患者さんに「よき新春を迎えられたことと存じます」とか送ると「全然よき新春ちゃうわ!」となってしまう可能性もゼロではありません。

なので冒頭のあいさつも「年頭のご挨拶を申し上げます」で始めて、「向寒の折、どうかお体大切にお過ごしください」で締めくくるのが無難かもしれません。これで怒る人はほとんどいないと思います。

んが、どうしてもこういう型にはまった文章というのは、心に残りにくくなってしまいます。僕は嫌いなんでまず使いません。僕のことはどうでもいいとして、あまりにも型にはめ込んだ文章にならないように気をつけたほうが気持ちも伝わりやすいと考えています。特に若い世代は。

年賀状が効果的な時代がきつつあるかも


ここからは年賀状が優秀な集客ツールになるかもという話を。

実はこの記事、2012年に書いたものをリライト(加筆修正)しました。当時もピーク時に比べると年賀状を出す人は減っていましたが、それでも約39億枚が発行されていました。しかしその後も毎年減り続け、2019年には約24億枚にまで減りました。おくらくこの傾向はまだ続いていくと予想されます。

この記事の前半部分で年賀状は費用対効果的ではないと書きました。年賀状がたくさん来ることであなたの治療院のものが相対的に目立たなくなってしまうという想定の下で書いていたからです。

でもこのまま年賀状が減り続けると、埋もれる心配がなくなる可能性も出てきます。まったく年賀状を出さない人などからすれば逆に目立つことも考えられます。僕自身もう何年も年賀状を書いていませんので、いただく年賀状が2021年は10枚程度になりました。そうなってくるとちゃんとした年賀状って逆に目立つんですね。

こういった背景があるので、数年もたてば年賀状が優秀な新年の集客ツールに変身しているかもしれません。

「成功一人治療院への道」