整体院の値上げのタイミングと伝え方|失敗しない3条件と告知文の例文

整体院の値上げ、いつ、いくら、どう伝えたらええんやろ。そう思って検索されたんだと思います。

先に結論を言います。値上げは、売上に対するインパクトが一番大きくて、一番簡単な施策です。値札を書き換えるだけで売上が伸びるからです。やるだけならめっちゃ簡単ですよね。

でも怖いんですよね。今来てくれている患者さんが離れるかもしれないし、新規が減るかもしれない。だから多くの先生が、値上げしたいと思いながら何年も据え置いています。

この記事では、その怖さを小さくする順番で書きます。①いつ上げるか(失敗しない3つの条件)②いくら上げるか(何%離脱しても売上が保てるかの表)③どう伝えるか(掲示・手渡し・LINEの告知文例)④それでも怖いときの逃げ道2つ。この4つです。

客単価の相場や、値上げの前にやっておく5つの手順は、整体院の客単価の相場は?調査データで見る現実と上げ方5手順に書きました。この記事はその続きで、実際に値段を動かすところだけを扱います。

整体院の値上げは、一番効いて一番簡単な施策です

まず、なぜ値上げなのかを短く。

先生に言われなくても分かっていることだと思いますけど、物価が上がっています。総務省の消費者物価指数で見ると、2025年の平均は2020年を100として111.9。5年で約12%上がりました。2026年7月も前年同月比で+1.9%と、上がり続けています。

ということは、5年前と同じ料金でやっている院は、実質的に1割以上の値下げをしているのと同じです。何もしていないのに、です。

しかも一人院は、体が資本です。患者さんの数を増やして売上を伸ばすやり方には、物理的な天井があります。週に何日休むか、1日何人まで診るかを決めた時点で、あとは単価しか動かせる数字がないんですね。時間単価の考え方は1人治療院の経営を成功させる5つの秘訣で書いたとおりです。

ただ、ここで一つだけ釘を刺しておきます。

「物価が上がったからウチも値上げします」は、理屈としては正しいけれど、それなりにリスクがあります。物価が上がっているのは患者さんも同じだからです。給料がその分だけ上がっている人ばかりではないので、可処分所得は減っている。どこかを削らなアカン。その筆頭候補にあなたの院が入っているかもしれない。

そこに値上げのお知らせが届いたら、「ちょうどいい機会やわ」と離れる人が出ます。こっちからきっかけを渡しているようなものです。

だから、値上げそのものより、いつ・いくら・どう伝えるかの設計が大事になります。ここから順番に書きます。

整体院の値上げで失敗しない3つの条件

ここでいう失敗は、「値上げしたのに売上が下がった」という状態のことです。離脱がゼロという意味ではありません。何人か離れても、値上げ分でカバーできていれば成功です。

その失敗を限りなくゼロに近づける条件が3つあります。僕は普段ほとんど断言しない性格なんですけど、この3つが揃っているなら、今すぐ値上げして大丈夫です。

条件1:稼働率が8割を超えている

予約枠のうち8割が埋まっている状態は、感覚的にはパンパンです。この状態になっているということは、今いる患者さんから十分に支持されていると推測できます。満足してもらえていなければ、8割も埋まりません。

だから値上げを理由に離れる人はそう多くないし、離れた人の分は値上げ分でカバーできるんですね。結果として、働く時間は減っているのに売上は伸びている、という形になりやすいです。

稼働率を出したことがない先生は、「実際に施術した枠 ÷ 用意している予約枠」で出してください。予約枠の数え方は、施術時間ではなく、あなたが1日に用意している枠の数です。

条件2:新規の入口がある

新規がほとんど来ておらず、既存の患者さんだけで売上を作っている院は危険です。

値上げをすると、「その金額だと通えない」と離れる人は、どうしても出ます。これはもう仕方がないことです。そうなったら、新しい値段でも価値を感じてくれる層を集め直さないといけない。患者さんを入れ替えるイメージですね。

新規の入口がないと、この入れ替えができません。だから少なくてもいいので、「この経路から毎月何人か新規が来る」という状態を先に作っておいてください。

一つ補足すると、その入口がクーポン系のポータルサイトだけだと、値上げの影響を受けやすいです。安さで探している人が集まる場所なので。自然検索やGoogleビジネスプロフィール、紹介から来る新規のほうが、値上げには強いです。

条件3:左の数字が変わらない

ここは少し分かりにくいので例で書きます。

5,200円を5,800円に上げるのと、5,600円を6,200円に上げるのは、値上げ額は同じ600円です。でも後者のほうが離脱が増えることがよくあります。

理由は、左の数字が5から6に変わっているからです。人は理屈ではなく、なんとなくの感情で動きます。「6,000円台になった」という感覚は、600円という額より大きく効くんですね。

どこまで大きな影響なのかは正直分かりません。でも影響があることは間違いないと思っています。だから値上げ幅を決めるときは、左の数字をまたぐかどうかを一度は見てください。またぐなら、少し多めに離脱を見込んでおく。それだけです。

3つ揃わなくても、値上げしたらアカンわけではないです

正直に書くと、この3つが全部揃うことは、そうそうありません。だから揃うまで待っていたら、いつまでも値上げできないです。

ここを基準にして、あとは自分の感覚で決めるしかないんですね。結局のところ、今の患者さんにどれだけ支持されているか、これに尽きるからです。

僕のクライアントでも、何回値上げしても誰も離れない院があります。数年前と比べたら料金が倍近くになっているのに、です。逆に、たいした額ではないのに、わらわらと離れていった院もあります。後者の院は、値上げの前から「そこまでの価値あるんかな」と思われていた、ということです。

これはあなたにしか分からないことなので、最後の決断は自分でやってください。

僕自身の基準としては、一人院は稼働率6割が健全なライン。7割を超えてきたら値上げを考える、としています。稼働率が7割8割になると、予約枠が少ないので患者さんが予約を取れなくなることが出てくるからです。10回通ってくださいと言っておいて、枠がない。それは治療院としてどうなんやろ、と僕は思うわけです。

値上げをすると離脱が出て、稼働率は少し下がります。それで6割前後に調整する。値上げと稼働率はセットで考えてもらうとええと思います。

整体院の値上げが失敗しない3つの条件(稼働率・新規の入口・左の数字)と、一人院の稼働率と値上げの目安を示した図解

値上げ幅は「何%離れても売上が保てるか」で決める

いくら上げるか、です。

値上げの怖さの正体は、「何人離れるか分からない」ことです。だったら、先に「何人までなら離れても大丈夫か」を計算しておけば、怖さはだいぶ小さくなります。

計算は簡単で、「1 − 旧価格 ÷ 新価格」が、売上を維持できる離脱率の上限です。

値上げ前 → 後 値上げ幅 延べ来院数がここまで減っても売上は同じ
5,000円 → 5,500円 +10% 9.1%
5,000円 → 6,000円 +20% 16.7%
6,000円 → 7,000円 +16.7% 14.3%
7,000円 → 8,000円 +14.3% 12.5%
6,000円 → 8,000円 +33.3% 25.0%
8,000円 → 10,000円 +25.0% 20.0%

この表は僕が計算したもので、調査データではありません。単純な割り算です。

たとえば6,000円を7,000円にした場合、延べ来院数が14.3%減っても売上は変わりません。10人に1人ちょっとが離れても、売上は同じ。それより離脱が少なければ、働く時間が減って売上が増えます。

ここに稼働率を重ねると、もっと見えてきます。稼働率80%の院が6,000円を7,000円にして、仮に2割の患者さんが離れたとします。売上は7,000×0.8÷6,000で、約0.93倍。7%減ります。でも稼働率は64%まで下がって、さっき書いた健全ラインに入ってきます。空いた枠に新規が2〜3人入れば、売上は元に戻ります。

逆に稼働率50%の院が同じことをすると、稼働率は40%。空き枠がさらに増えて、埋める新規の入口がなければ、そのまま売上減で固定されます。稼働率が高い院ほど大きく上げられるのは、こういう理屈です。

幅の目安としては、1回の値上げで1〜2割、金額にして500円から1,500円あたりが現実的やと思います。それ以上上げたいなら、1回で上げるのではなく、1年おきに2回に分けるほうが離脱は読みやすいです。ただしこれも僕の感覚で、絶対の数字ではありません。

整体院の値上げ幅ごとに、何%の患者さんが離れても売上を保てるかを示した図解。上限は1−旧価格÷新価格で計算

既存と新規で値段を分けない。二重価格は告知期間だけ

ここは、よく質問されるところです。「既存の患者さんは据え置きで、新規から新料金にしてもいいですか」と。

僕は、できれば避けたほうがいいと考えています。理由は2つ。ややこしいのと、不公平感が出るからです。

ややこしいのは、自分が頑張れば済む話です。問題は不公平感のほうで、一番よく起きるのが紹介のときです。5,000円で通っているAさんが、知人のBさんを紹介してくれた。Bさんは新規なので6,000円。この時点でAさんとBさんが知り合いだと分かっていれば、Aさんの料金に合わせるなり、先に説明するなりできます。

でも、それが分からないまま、Bさんは10回、20回と通うわけです。で、何かの拍子に発覚する。「私だけ1,000円高いやん」「何か月も騙されてたん?」。ここで信用が崩れます。地域密着の一人院にとって、こういう話が広がるダメージは、離脱1人2人の比ではないです。

だから僕は、みんな同じ値段をおすすめします。

やり方はこうです。

・告知日と新料金の開始日を決める(間を1〜2か月あける)
・新規の患者さんは、告知日から新料金で受ける
・既存の患者さんは、開始日から新料金。それまでは旧料金
・二重価格になるのは、この告知期間の1〜2か月だけ

前の記事で「新規から先に新料金にする」と書いたのは、この告知期間のことです。ずっと分けておく、という意味ではありません。期限を切って、必ず一本化してください。

回数券を持っている患者さんは、購入時の料金で使い切ってもらう。これは当然として、告知期間中に旧料金で回数券を買える、という形にしておくと、既存の患者さんへの配慮として筋が通ります。回数券そのものの判断は治療院で回数券を導入するメリット・デメリットにまとめてあります。

整体院の値上げの伝え方と、告知文の例文

ここからは伝え方です。原則を先に書いて、そのあとに例文を置きます。例文はそのまま使ってもらって構いません。

伝え方の原則は6つ

1. 開始の1〜2か月前に伝える。当日や数日前に言われると、金額より「急に言われた」ことのほうに不信感が出ます
2. 紙で渡す。口頭だけにしない。言った言わないになります。院内掲示、ホームページ、LINEも併用しますけど、既存の患者さんには会計のときに1枚渡すのが一番確実です
3. 理由は短く、正直に。物価と材料費の上昇、施術の質を保つため、この2つで十分です。長々と書くほど言い訳に見えます
4. 謝りすぎない。「大変心苦しいのですが」「誠に勝手ながら」を並べると、値上げが悪いことのように読めます。悪いことではないです。感謝を書いて、事実を書く
5. 新料金と開始日を明記する。「〜円から」や「一部変更」のようなぼかし方はしない
6. 回数券と告知期間の扱いを書く。旧料金で買える期限があるなら、それも書く

例文A:院内掲示・ホームページ用

料金改定のお知らせ

いつも当院をご利用いただき、ありがとうございます。

2026年◯月◯日(◯)より、施術料金を下記のとおり改定させていただきます。

整体 6,000円 → 7,000円
初回(検査・カウンセリング込み) 7,000円 → 8,000円

材料費や光熱費など院の運営にかかる費用が上がるなか、施術の質と時間をこれまでどおり保つための改定です。

◯月◯日までは現行料金で回数券をご購入いただけます。お持ちの回数券は、ご購入時の料金のまま最後までお使いいただけます。

今後も、通ってよかったと思っていただける院であるよう努めてまいります。

◯◯整体院 院長 ◯◯

例文B:既存の患者さんに手渡す用(一人院向け)

掲示用より少しだけ温度を上げます。院長の名前で、自分の言葉で書いてください。

◯◯様

いつもありがとうございます。院長の◯◯です。

今日は料金のお知らせを1枚お渡しします。◯月◯日から、施術料金を6,000円から7,000円に改定します。

ここ数年で材料費や光熱費が上がり、これまでの料金では、今と同じ時間と内容で施術を続けることが難しくなってきました。施術の内容を削って料金を据え置くより、料金を見直して内容を保つことを考えて決断いたしました。

◯月◯日までは、これまでの料金で回数券をお求めいただけます。ご不明な点があれば、次回ご来院のときにでも遠慮なくお聞きください。

これからも、◯◯様の体をしっかり診させていただきます。

◯◯整体院 ◯◯

例文C:LINE公式アカウント用

短くします。詳細はホームページか紙に寄せます。

【料金改定のお知らせ】
いつもありがとうございます。◯月◯日(◯)より施術料金を改定します(整体60分 6,000円→7,000円)。◯月◯日までは現行料金で回数券をご購入いただけます。詳しくは院内の掲示、またはこちらをご覧ください → (URL)

口頭で聞かれたときの答え方

紙を渡したあと、「なんで上がるん?」と聞かれることはあります。ここで長く説明しないでください。

「材料費とか光熱費が上がってきていて、今の料金だと同じ時間と内容で続けるのが難しくなってきたんです。内容を削るより、料金を見直すほうがいいと思って決めました」

これだけで十分です。声のトーンは、謝るのではなく、事実を伝える調子で。ここで先生が申し訳なさそうにすると、患者さんのほうが「高いんかな」と不安になります。

やらないほうがいいこと

・「ご理解いただけない場合は〜」という一文。脅しに読めます
・理由を5つも6つも並べる。多いほど言い訳に見えます
・値上げと同時にメニューを増やす。分かりにくさが上乗せされます
・告知の紙に、新料金の理由として「近隣の相場」を書く。患者さんには関係のない話です

整体院の値上げを会計のときに紙で伝える場面。院長が患者さんに案内を両手で手渡している

それでも怖いときの逃げ道は2つあります

ここまで読んでも、「いや、今の状態で値上げは怖いねん」という先生もいると思います。その場合の逃げ道が2つあります。どちらもリスクを小さくして、実質的に単価を上げる方法です。

逃げ道1:時短で相対的な価格を上げる

施術時間を短くして、値段はそのまま。絶対的な価格ではなく、相対的な価格を上げるやり方です。それなりに患者さんが来ていて、日によっては枠が足りずに断っている院は、値上げより先にこちらを考えてください。

こう言うと、「俺の施術は時間がかかるねん」という声が必ず出ます。そりゃそうです。簡単に短くできるんやったら、とっくにやっとるわ、という話ですよね。

ただ、一つだけ確認してほしいことがあります。今日、それ全部やらなアカンのか?ということです。

頭も肩も首も腰も膝も痛い、という患者さんが来たときに、その日に全部やろうとする先生は多いです。責任感が強い、いい先生やと思います。でもそれをやっていたら、時間は伸びます。

必要なのは事前の説明です。「痛いところは全部分かりました。でも今日全部やって全部楽にするのは無理です。こういう順番で、これくらいの期間で進めます。今日は肩と首をやります」。ここまで言ってあれば、まだ痛いところがあっても、患者さんは納得してくれる可能性が高くなります。問診と説明の組み立ては保険中心の接骨院で自費治療を高単価で売る方法で詳しく書きました。

時短がうまくいけば、値段を変えていないので離脱はほぼ出ません。新規集客にも影響しません。空いた枠に患者さんを入れれば、同じ労力で売上が伸びます。

逃げ道2:ひとつ上のメニューを作る

「うちはそんなに患者さんが来てへんから、時短しても意味ないねん」という先生は、価格そのものを上げる必要があります。でもそれが怖い。

その場合は、今のメニューはそのままで、ひとつ上の価格のメニューを作るやり方があります。6,000円でやっているなら、8,000円のコースを作る。それを理由付きで勧める。「あなたの体はこういう状態で、それを変えていくにはこのコースがこういう理由でおすすめです」と。

希望した人だけが受けるので離脱にはつながりにくいし、新規集客への影響も小さい。売上の伸びは大きくはないですけど、リスクを避けたうえで少し伸ばせます。

注意は2つ。小規模院はメニューを増やしすぎないほうがいいので、作るのは1つまで。それと、なぜそのメニューが高いのかの理由を、先に明確に作っておくこと。ここが一番難しくて、一番大事です。

どちらの逃げ道も、あくまで一時的な手です。最終的には、価格そのものを純粋に上げるべきやと思っています。逃げ道を使って売上が少し伸びたら、その勢いで本丸の値上げに進んでください。

最後は覚悟です

技術的な話は以上です。最後に、一番大事な話を。

値上げができない先生の多くは、条件が揃っていないのではなく、覚悟が足りていません。これは責めているのではなくて、僕も整体院をやっていた頃は、似たような感覚をがっつり持っていたので分かるんです。自分の施術にこの値段を付けていいんやろか、と。

その感覚を外す行動として、僕がよく勧めているのは自分が高いサービスを受けてみることです。高い施術、高い店、高い講座。払ってみて「これだけしてくれるなら納得やわ」と思えたら、ブロックが一つ外れます。逆に「こんなもんにこの値段か」と思えたら、それより何倍もいい施術をしている自分は、もっと取ってええやん、と思える。どちらに転んでも効きます。真面目な先生ほど効きます。

僕自身のことで言うと、治療家向けの塾をオンラインで始めたとき、参加費は総額3万円でした。あれから毎回、必ず値上げしています。毎回です。上げるたびに迷いはありましたけど、上げていなかったら、今の講座の内容と時間は保てていなかったと思います。

前の記事で書いたとおり、僕が一番しんどかったのは患者さんの反応ではなく、自分が新しい金額を口に出すときでした。そこを越えられるかどうかは、稼働率や新規の入口といった条件より、自分がその金額に納得しているかどうかで決まります。

値上げに付いてこられない人は、あなたの患者さんではなかった。そう割り切る場面も、どこかで必要になります。冷たく聞こえるかもしれませんけど、その割り切りができないと、あなたの体と生活のほうが先に削られていきます。

値上げは、値札を書き換える作業ではなく、誰を自分の患者さんにするかを決め直す作業です。決めたら、紙を1枚書いて、渡してください。それで終わります。

この記事の要点

・値上げは売上に一番効いて一番簡単。物価は5年で約12%上がっており、据え置きは実質値下げ
・失敗しない3条件は、稼働率8割超・新規の入口がある・左の数字が変わらない。揃わなくても、7割を超えたら検討
・値上げ幅は「1 − 旧価格 ÷ 新価格」で、何%離れても売上が保てるかを先に出す。6,000→7,000円なら14.3%まで
・既存と新規で値段を分けない。二重価格は告知期間の1〜2か月だけ
・伝え方は、1〜2か月前・紙で渡す・理由は短く・謝りすぎない・新料金と開始日を明記・回数券の扱いを書く
・怖いときの逃げ道は時短と上位メニュー。ただし最終的には純粋な値上げへ


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値上げは、値札を書き換える作業ではなく、誰を自分の患者さんにするかを決め直す作業です。そのためには、どんな人を集めて、どう問診して、どう通ってもらうかの全体が噛み合っている必要があります。

その全体の設計、つまり一人治療院が体を壊さずに繁盛するためにおさえるべき本質を、無料の動画セミナーで解説しています。メールアドレスの登録だけで見られますので、値上げに踏み切る前の材料にしてください。

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この記事で使った数字の出典

・総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)平均」(2026年1月23日公表)。総合指数111.9(2020年=100)、前年比+3.2%。https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/nen/index-z.html
・総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)7月分」(2026年8月21日公表)。総合指数の前年同月比+1.9%。https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html

いずれも公表ページの「ポイント」欄を確認。値上げ幅と離脱率の表、稼働率との掛け合わせの試算は、僕が計算したものです。

割引しなくても、煽らなくても、回数券を使わなくても、あなたの治療が受けたいと患者さんが集まり「週休二日で楽しく繁盛する治療院のつくり方」解説動画